映画『ザ・スーサイド・スクワッド』を観に行った
映画『ザ・スーサイド・スクワッド』が劇場公開されたのは、8月13日の金曜日。
しかしこの日は新型コロナ第5波の真っ最中だった。 この日の東京の感染者数は、なんと5773人。
パンデミックという言葉が比喩でも冗談でもなくなってきていた。
感染拡大の原因は、たぶん1つではなくて、色々な要素があるんだろう。
変異株とか東京五輪とか気の緩みとか。
まぁとにかく、タイミングが悪過ぎた。 映画館に行ける雰囲気じゃなかった。
スゴく行きたかったんだけど……
しかし8月末になると感染者数は急速に減少し始めた。 9月第2週の東京は1000人台まで減少。(それでも第1波・第2波より多いんだが)
そして劇場の予約状況を確認すると、見事にスッカスカ。
スカスカ過ぎて経営が心配になるほどだ。
これは観に行くチャンスなんじゃね?!
というわけで、観に行って来ました『ザ・スーサイド・スクワッド』!!
残念ながら吹き替え版の上映は終了していたが……
この映画が単品映画だということは、まず言っておきたい。
DCコミックスの世界だが、そんな事は気にしなくて良い。 最近のマーベル映画にありがちな、他作品とのクロスオーバーとかコラボレーションとかは無い。
予備知識も必要無い。 ワタシは『ハーレイ・クイン』しか知らんかったが、まったく問題無かった。
チームを構成するのは『DCコミックスの悪役』というよりも、単に『特殊な能力を持った犯罪者』という扱いで、どのヒーローと戦ったのか、という話すらほとんど無い。
つまり、気楽に観られる敷居の低い映画なのだが、ちょっと覚悟は必要だ。
なぜならこの映画はガンガン人が死ぬ。
しかも、結構ヒドい(グロい)死に方をする。 なにしろ『悪の独裁国家(?) vs 犯罪者集団』なので仕方ない。
チームのメンバーは(たぶん1人を除いて)躊躇なく人を殺すヤツばかり。 も〜容赦なく殺す。
さらにチームメンバーもバンバン死ぬ。 特に最初の10分……
だから、そういうのが苦手な人には勧められない。 ココで評価が分かれるかもしれない。
でもワタシは面白かった!
同じ監督の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』より面白かった!
ストーリー展開のスピード感、ブラックなユーモア、キャラクターの個性。
最高のバカ映画だ!
よく創作論的に『制約があるからこそ面白くなる』なんてのを聞くが、この映画には制約の無い面白さを感じた。
ちなみにワタシのお気に入りキャラクターは『ブラックガード』だ。
あのヤンキー感というかチンピラ感というか、ひと目でわかるクズっぷりが実にイイ! 真っ先に死ぬけど!
そーいえば予告編を見て、キュートなキ〇〇イ『ハーレイ・クイン』がメインだと思っていたが、勘違いだった。 目立つけどメインではない。
メインは、手ぶらに見えて重武装の『ブラッドスポート』だ。 カッコいいぞブラッド・スポート。
そしてハーレイ・クインはヒロイン枠でもなかった。 たぶんヒロイン枠は、眠たい系女子『ラットキャッチャー2』だ。 予告編ではチラッとしか出てこない。
以上、頭に浮かんだ事を(ネタバレ少なめで)ダラダラ書きました。
まとまりの無い文章で申し訳ない。
(↓これはネタバレかな?)
最後まで生き残ったのは4人。
……と思わせておいて2人追加。
ネット記事を読んだら、さらにもう1人生きていたらしい。
合計7人。
半分生き残ってたよ!